五井野正博士の月刊「ザ・フナイ」原稿

2015年5月9日(土)

(月刊雑誌『ザ・フナイ』2010年4月号より)
ロシアの火星計画の主任として(二)

 前号(2010年3月号)で述べたように、今年の『ザ・フナイ』2010年1月号で飛鳥昭雄氏や副島隆彦氏、そしてリチャード・コシミズ氏の原稿と私のTOP対談や私の特集原稿とが偶然にもリンクしていたことを読者にお知らせした。

 このことが偶然ではなく、真実に対する共通した意識が同時性に働いたものだと考えて、さらなる考察と実証を前号に私の体験を交えて記した。

 そして今回で『ザ・フナイ』の執筆は三回目となる。
 それゆえ今回の私の原稿を初めて読む方、もしくは2回目の方は世界を周回して宇宙の真実を知るためにも1月号、3月号を読んでいただいて、その上で今回の原稿をお読みいただきたいと思います。

 前回の原稿では、私がロシアのアカデミーで提案したLNG燃料を日本の宇宙開発機構がロケットエンジンの二段目に用いてしまったために、どうやら開発に失敗してしまったようなことを述べた。

 そして米ロの宇宙開発の専門家たちの間ではUFO(地球外文明の飛行物体)の実在のみならず、火星には水も空気も生物も、そして知的人工物も存在していることの共通意識があることも記した。

 しかしながら何故、このような事実が一般人には知らされていないのか、あるいは部分的に知らされても公式な事実として認められていないのか!?そのような状況の中ではどんな事実が明らかにされても、異端の情報として脇に追いやられる恐れが生じてしまうだろう。

 そこで、UFOという飛行物体の存在や金星や月、火星に生物体が存在するという考え方を科学者や一般ジャーナリストたちが強く否定する根拠の一つに、ニュートンの万有引力の法則やアインシュタインの相対性理論からくる従来の宇宙論が大きな障害となっているという考えを示唆した。

 となれば、従来の宇宙論によって物質的に閉鎖されてしまった宇宙空間の考え方を是正して、それから真の宇宙の姿を人々に示してマインドを開放していかなければならないことになる。そういう点に立って考察すると、飛鳥氏や副島氏との『ザ・フナイ』でのリンクは、読者への真実の扉を開くための絶好のチャンスだといえるかもしれない。

 そこで今回は、1月号のTOP対談とリンクしていた副島氏の「アインシュタイン物理学という世界宗教」について、さらに私なりに考察してみたい。

 まず副島氏の「誰も書かなかった世の中の裏側(22)」1月号の記述の中で「誰ひとりとして相対性理論を理解して死んでゆく物理学徒はいない」という文章があるが、私も「アインシュタインの相対性理論を理解している人は世界で5人」という言葉を中学生の頃に聞いていた。

 私は当時、ガモフ全集を夢中で読んでいて、その本の中で相対性理論から宇宙膨張説(後のホーキングのビッグバン説につながる宇宙論)までがわかりやすく紹介されていたのを記憶している。

 そして、小学校4年の時から学校図書館にあった宇宙物理学関係の本を片っ端から読んでいた私は、わからないとか難しいとかいうことがなかったため、「相対性理論を世界で理解できた人は5人しかいない」という話に奇妙さを感じていた。

 もちろん、その時に私がその5人と同じ様に相対性理論を理解できていたとは考えてはいなかったはずだが、相対性理論が難しく感じるのは、そこに出てくる難しい高等数学であって、考え方やアイデアは私のみならず誰にでも理解されるものだと思った。

 というのも、真実は簡単で人間である限り誰にでも理解できるはずで、要は理解しようとする意識の集中力の問題だと思っていたからである。

 それゆえ、私にとってそれなりにアインシュタインの相対性理論のアイデアが理解できたからこそ、高校生になって専門的な研究の過程で物理数学的にその矛盾に気がつくことができたのかもしれない。

 このことに関しては、自著の『科学から芸術へ』(1995年創栄出版)に記述しているので参考にしてほしい。

 しかしながら一般の人には、相対性理論のアイデアといっても物理の専門家でない限り、その考え方に馴染みが無いであろう。

 そこで相対性理論の主たるアイデアを簡単に説明してみると、まず速度の相対性という考え方が基本にあることが分かる。

 例えば時速100キロで走る列車Aがあるとする。その列車Aの窓から外の景色を見ていた人から見れば、景色が列車の走る反対方向に時速100キロで動いているように見える。・・・《1》

 次に時速100キロで走る列車Aと同じ方向に同じく時速100キロで走る列車Bがあったとする。
 そこで、列車Aの窓から列車Bを見た時、列車Bはまるで動いていないように見える。

 また同じく列車Bの窓から列車Aを見た時に、列車Aは静止しているように見える。この場合の見かけの相対速度は、100キロ-100キロ=0キロという数式で表現される。・・・《2》

 今度は逆に時速100キロで走る列車Aと反対方向に時速100キロで走る列車Bの場合を考えてみる。

 この場合、列車Aの窓から列車Bを見た時には、今度は列車Aの速度100キロ/ 時に列車Bの速度100キロ/ 時が加速された速度、つまり見かけ上、時速200キロで走り去るように見えるはずである。

 同じく列車Bの窓から列車Aを見た時にも、時速200キロで走り去るように見える。この場合の見かけの相対速度は100キロ+100キロ=200キロという数式で示される。・・・《3》

 《1》《2》《3》は日常的な経験から誰でも理解できるので、初めて相対性理論の本に出会った人は“なるほど”と妙に感心して相対性理論のシンパになってしまうだろう。

 私も小学期5~6年生か中学1年生の頃は妙に感心して科学がどんどん好きになった経験がある。

 実はこの考え方はアインシュタイン独自のアイデアというものでもなく、ガリレオ・ガリレイ(1561~1642)が地動説の立場から天体の見かけ上の運動を理解するために考えた「相対性原理」なのである。

 そこで、問題なのはここからである。
つまり、アインシュタインはこの相対性原理を30万キロ/秒と速度を限定した光まで拡張して理論を作成してしまったからである。

 原案者であるガリレオが「光には通用しない」と述べたにもかかわらずに、である。というのも、ガリレオは光の速度は無限と考えていたからだろう。

 しかしながら、アインシュタインは光速度(30万キロ/秒)はどの宇宙でも一定で、光速度以上の速度は存在しないと定義して、数学上だけの特殊な宇宙論を展開したのである。

 そのため、光速度を超えることも光速度に近い速度で宇宙飛行することも不可能となってしまい、太陽系を超えての宇宙旅行や宇宙交流は理論上あり得なくなってしまった。

 それゆえ、UFOや宇宙からの同時通信も非科学的と判断されてそれらの現象はオカルトの分野に入れられてしまった。

 さらに、前述した宇宙の相対速度にも不可思議な考え方が生まれてしまった。

 例えば、光速度に近いロケットA(仮に20万キロ/ 秒)と同じ方向に進むロケットB(20万キロ/ 秒)の場合、それぞれのロケットの窓から見ると互いに静止しているように見えるが、逆の場合、つまりロケットAと反対方向に飛ぶロケットBの場合、本来なら「20万キロ+20万キロから40万キロ/ 秒」で互いに遠ざかって見えるはずと考えがちであるが、「見かけ上でも30万キロ/ 秒以上の速度は出ない」というアインシュタインの考え方から「20万キロ+20万キロ=30万キロ」となってしまうと言うのである。

 この事は実際に実験で確かめられたものではなく、あくまでもアインシュタインの定義から数学上の中で考えられたもので、一般人には理解しにくい考え方であろう。

 にもかかわらず、この考え方を急速に膨張する宇宙論、つまり、宇宙創生時のビッグバン理論に応用されて、宇宙のボール(?)が爆発する瞬間の状態を計算しているのである。

 しかしながら、誰がその時の状態を観察できえたのだろうか。そもそも数字の計算式で宇宙が創られ、観察できるのだろうか?

 その他にも論理的に不可思議な考え方が次々と生まれ、その度にアインシュタインは実験で確かめられない仮定の定義ばかりを作り出していった。

 その結果、1月号の対談でも述べたようにアインシュタイン自身も50年間、光について研究したけれど結局はわからなかったと告白する始末なのである。

 そんな事情もわからず、アインシュタインの理論を信じる科学者たちは数学の魔法にだまされて迷路の中に導かれているというのが現状ではないだろうか?

 その一つにホーキングのビッグバン理論があるが、現在では実際の観測と違う為に既に天文学会からは相手にされなくなっている。

 ところで、ビッグバン理論や相対性理論の矛盾については次の機会に譲るとして、ここでは単純に、アインシュタインの相対性理論を考えてみよう。

 つまり、そもそもアインシュタインの相対性理論が世界でたった5人しか理解できないというのが問題なのだ!

 副島氏が述べるように、多くの物理学者はアインシュタインの相対性理論を完全に理解できずに死んでゆくといわれている位だから、それがどうして宇宙の公理として世界の物理学者から支持されることができるのであろう?

 むしろ理解できたという5人の人物が意図的に、アインシュタインの理論を持ち上げて権威的にしてしまったというのが真相ではないのか!?

 すなわち、アインシュタインの理論が正しいならば、5人どころか万民が理解できるはずで、逆に5人だけが理解できるという事は、その5人がこの理論の意図を知っているということになるからである。
 それゆえアインシュタインの相対性理論はノーベル賞を受賞していない。

 すなわち世界の多くの物理学者が相対性理論を認めるというよりは、むしろ認めていないという真実がそこに横たわっているからで、日本人の場合は権威主義に弱い為、理解できなくても認めてしまうだけなのである。

 しかも、世界でその理論を理解できるのはたったの5人だけと聞くと、日本人は謙遜にも自分には、その理論の全部を理解できないと初めから考えてしまいがちだ。

 しかしながら、暗記主義の偏差値教育の中で優秀な点数を取って勝利した学生たちが、次の難関な相対性理論を学ぶからには自分を相当の秀才と思わなくてはならないので、当然の如くアインシュタインを天才、さらには副島氏が指摘するように神の如く崇めてしまうのである。

 ところが1月号のTOP対談で私が述べたように、ロシアのアカデミーではアインシュタインの相対性理論の誤りは、エリートのエリートなら誰でも気づくという指摘がある。

 というのも、ロシアでは権威主義よりも原則主義に重きを置いているからだと思う。それゆえ原則的に理解できないものは公理として認めないと言う考え方を知識人が自然にもっているのだろう。

 そこでロシアでは優秀な科学者ほど、アインシュタインの相対性理論を肯定しないわけで、それがエリートの証ともなっているようだ。

 すなわちアカデミックな学問は本来自由であり、プラトンの説やソクラテスの説を人々がそれぞれに信じて一派を作り上げたり、あるいは権威を持って利用してきたように、アインシュタインの相対性理論から生まれる宇宙論も、あくまでも一つの学説としての立場で研究者が一派を作って主張したり、考えたりするべきものなのである。

 ところが、日本ではアインシュタインの考え方が宇宙真理の絶対的な方程式のように教科書的に教える教育制度が自由な学問の進言を妨げてきているのが実情である。

 これは明治以降から始まった欧米追随式の教育制度が戦後教育を経て今にいたるまで続いて、このために日本を学問の後進国にずっと甘んじさせてきている原因ともなっていると言える。

 このような現状からアインシュタインの考えに異論を唱えることなく、追随している学者や科学者の姿は}を宇宙の絶対的真理だと物理学界を威圧し、牛耳る学者や科学者の姿は、本来の科学者の態度や姿勢からはずれているもので、世界の真のエリートや影の支配者、さらに星間宇宙を行き来している宇宙人から見れば、なんと権威主義的で科学に傲慢でおろかな生き物に見えるのではないだろうか?

 副島氏は2010年1月号でこの事について、
「戦後、世界中でアインシュタインを‘人類最高の知恵(叡智(えいち))’として祀り上げ、われわれに崇拝させることを企てた人々がいる。ここには深い企みがある。彼らこそは、今の世界支配者たちである。彼ら世界支配の計画者(企画者)たちは、‘現代科学信仰’という悪質な宗教を私たち人間に押し付けた。それを学校教育という公的制度を使って強制した。そして私たちを‘洗脳’した」
と、記述している。
実に明快な言葉である。

 考えてみれば、第二次世界大戦の戦勝国が最先端の軍事力や科学力の機密を隠し、独占するのは当然なことで、支配者たちの最高機密が一般の大学で講義される事自体、あり得ない話である。

 とすれば、副島氏が述べるように、戦後の訳のわからない理論を考えたアインシュタインを人類最高の叡智として祀り上げた米英の戦勝国の意図を逆説的に考えれば、自ずと答えが見えてくるというものだ。

 すなわち、ニュートンやアインシュタインの閉鎖された宇宙観の中に科学者や人々を閉じ込めてしまえば、電磁力やプラズマ等の最先端の科学技術や地球外科学技術は、常に一部の支配者たちの手元だけに置かれていることになる。

 例えば、過去においてはニュートンの古典力学を学んでいた世界の科学者たちは、宇宙ロケットなどはあり得ないと考えていた。

 ところがドイツのナチスの科学力はV2ロケットなどによってそれを可能にしてしまった。

 また、モールス信号など無線で通信していた第二次世界大戦の時代に、ナチスの科学は、テレビでのミサイル誘導を試みていたし、現代の最新鋭の戦闘機、ステルスの形をした戦闘機も製作していた。

 また、電磁力を使った殺人光線も実用化段階に入っていた。

 そして、当時もっともセンセーショナルの事件として、各国がTNT火薬やダイナマイトで戦争していた時にナチスドイツは原爆を極秘のうちに製造していた・・・等、ナチスドイツの科学力はそれまでの従来科学とは比べようもない程に進歩していたのである。

 というのも、それまでの科学力は欧米の科学者たちが理論や技術を共有し、民間の技術者が新しい技術や発明をして、それを国家が後追いをしていた時代であったから、およそ各国の科学力はその国の資源や経済力に比例し、各国の軍事力は武器や兵士の数量や質に比例していたと言ってもよいくらい、世界共通化していたからである。

 その理由として、民主主義国家の場合は国民の自由と平等を保障し、政府は必要以上に民間に干渉してこなかったからだと考える。

 それゆえ、従来の学説を変えるような特別な理論やアイデアは、保守的な欧米の科学者たちには受け入れられず、それゆえ国家もその理論やアイデアに対し何らの援助や補助をすることがないのが現実だったといえる。

 例えば、フリーエネルギー技術の理論があるとする。それが今の物理学理論から全く外れた発想だと思われれば、初めから科学学界や政府から一笑されて相手にされないのが現状であろう。

 となると、そのフリーエネルギーの技術や理論を持っている人は独自に研究開発するしか方法がない。

 しかしながら、ドイツのナチス帝国のように闘争的な独裁国家がそのような異端的な科学理論に対し援助や補佐をして、秘密の内に研究を進めて行ったならば、何かしらの成果が必ず生まれてくることになる。

 その少しの成果がやがて世界の科学技術を革命的に変える程の力になってゆく。

 全員が一つの同じ考え方や世界では科学や文明は飛躍的、多角的に進歩しない。ナチスの場合学校教育もロクに出ていない(しかしながら、ナチスが独創的な)フォン・ブラウンの才能やアイデアを取り入れて、不可能と思われた宇宙ロケットを開発した。

 そこでナチス帝国の国の様に独創的な考えを取り入れるんだったら・・・という言葉が出てくる。

 ところで、皆さん方はナチスの科学者や支配者たちがあの第二次世界大戦で滅びた、あるいは全員死んでしまったとマスコミの報道通りに考えているのではないでしょうか?!(どうなったか、ご存じでしょうか?一般には、ナチスのファシズムは戦後消え去ったと思われています。)

 私も昔はそう思っていた。
 イヤ、そう思わされてきた。

 時々、ナチスの亡霊がまた、出現してきたという記事があっても、それはナチスの思想に感化された人たちが出てきたという程度の意味しか理解してこなかった。

 ところが、ロシアのトップの人達と会っている内に、その意味はナチスの人脈が延々と続いていて地下政府なるものが世界を支配している事実を指している事が段々と理解できるようになってきた。

 すなわち実際はナチスの強大なる科学力と財宝は当然の如く、いち早く戦勝国の米国やソ連に取り入れられて継続的に研究が進められていたのである。

 例えば、ナチスの情報部はドイツが敗戦する前に、アレン・ダレス氏と和解してアメリカのOSS(戦略活動局)の中に組み込まれ、後のCIAとして生き延びていった。

 そしてアレン・ダレス氏は初代CIA長官となる。

 このことについて『ザ・フナイ』2009年1月号で古歩遊ベンシャミンが「ナチスドイツの秘密警察であったGestapo(ゲシュタポ)がOSSと合流してCIAが設立された」と記述されていることでも明らかだろう。

 そしてアメリカのロケット計画の主要な研究所や支局には、ナチスの科学者達が主任、若しくは副主任の位置で携わっていたのである。

 と言うのも、米国はソ連との核開発競争に勝っていたが、宇宙競争には遅れ続けていた。

 そこで1958年にNASA(米航空宇宙局)が設立され、1959年に「マーキュリー計画」が立てられたのだが、それ以前、戦後すぐからすでにナチスの科学者たちはロケット研究に取り組み、また、NASAの秘密の宇宙計画に深く潜入し始めたのである。

 その目的は、翌年「ブルッキングス・レポート」に表されている。そのレポートはNASAが地球外生命体と遭遇した場合、その情報を開示することによって科学界や宗教界に混乱が生じる場合、情報を隠匿する事が記述されていた。

 すなわち、NASAの月や火星探査の重要な使命は科学的データのみならず、生命体の発見にあるが、従来の科学理論と矛盾する事実やデータ、知的生物の実在や痕跡などが発見した場合においては、その情報を隠すことが初めからうたわれていたのである。

 そのような状況の中で、1961年、ケネディ大統領は月に人類を送るべくアポロ計画を議会に打ち出したのである。

 アポロ計画の最高責任者はフォン・ブラウン博士であった。彼はナチス時代に大陸弾道弾ロケットであるV2号を完成させた人物で、元ナチス党員SS少佐だった。

 ここにナチス時代の秘密計画が復活したことになる。彼はアポロ計画に先立つ1952年に「火星計画」という本を出していた。これが後にアポロ計画に取り入れられる。

 つまり、アポロ計画とは月を中継基地として火星に人類を送り込む、と言うよりも火星に選ばれた人類だけを移住させる宇宙計画だったのである。

 そして、ここで重要な事は、CIAとNASAが根の部分でナチスと繋がっていた事である。

 ここが理解出来ないとケネディ大統領の暗殺事件の真相がつかめなくなる。

 すなわち、政府の膨大な予算を使って人類を月に送り込むというメリットとは一体何なのかである。

 「ケネディは、このアポロ計画の真の目的を公表しようとして暗殺された」と、2001年5月9日ワシントンD.C.のナショナル・プレスクラブで、アポロ14号宇宙飛行士エドガー・ミッチェル、マーキュリー計画の宇宙飛行士ゴードン・クーパー他20人以上の人たちが「ディスクロージャ・プロジェクト」(暴露計画)の名の下で記者会見した。

 実は、ケネディ大統領が国民の前で発表しようとしたアポロ計画の真の目的は、カール・セーガン博士(米陸軍宇宙開発局、地球外生命体問題学術顧問)や日本進駐軍の連合司令官だったダグラス・マッカーサー将軍たちによって、すでに述べられていた。

 例えば、カール・セーガン博士は1962年12月に米国ロケット学会の講演で、「地球は既すでに地球外生物の訪問を受けているようだが、彼等は月の裏側に基地を作っている」と述べていたし、マッカーサー将軍は同じく1962年に陸軍士官学校で、「どこかの惑星集団からやってきた得体の知れない星人との戦いについて検討を行っている。

 次の戦争はスターウォーズになると考えられるので、全世界の国民は団結してこれに対処しなければならない」と講演しているのである。

 そして、そういう流れの中でイギリスの人々を騒がしたのは『第三の選択』のテレビ放送であった。

 日本でも放送され、大陸書房からビデオ販売されたのでご存知の方も多いと思う。

 フィクションという形を取りながらも、そこには大きな真実が隠されていると言われている。すなわち、それは火星移住計画のことであろう。

 内容は地球温暖化のために世界のエリートだけが火星に移住するという話であるが、映像で流れた火星の姿は地球と変らない緑の森と川や湖の姿だった。

 この内容について興味のある方は『第三の選択』レスリー・ワトキンズ、デイビット・アンブローズ、クリストファー・マイルズ共同著作(たま出版)や『ナチスとNASAの超科学』ジム・キース著(徳間書店)などの本が出版されているので、ご参照下さい。

 『ナチスとNASAの超科学』ではケネディ大統領暗殺の中心的主役にフォン・ブラウン氏の名前をウィリアム・トービット氏の告発を借りて掲載している。

 また『NASAアポロ計画の巨大真相』コンノケンイチ著(徳間書店)では、
「(パパブッシュである)ジョージ・ブッシュ元大統領や当時のNASA長官フォン・ブラウンが関与していた状況証拠も数多く存在する」
と、記述されていた。

 真偽の程は分からないが、パパブッシュであるジョージ・ブッシュ元大統領の前身はCIA長官である。

 前述したようにCIAとNASAはナチスでつながっているとすれば米国はナチスによるクーデターによって乗っ取られたことになる。

 となると、ナチスによるアポロ計画とは一体何なのか?詳しく知りたい方は『NASAアポロ計画の巨大真相』をお読みになると良い。

 そこで話をさらに進めると、CIAの長官であったジョージ・ブッシュ元大統領はエール大学に設置されている「スカル&ボーンズ」結社のメンバーだと言われている。

 スカル&ボーンズの設立は十九世紀と言われ、世界政府樹立の目的で、ドイツと米国に影を及ぼし、ドイツではナチスの台頭になったと言われている。

 この組織は世界政府樹立のための秘密組織だそうで、私がアルメニア国立美術館で「歌川正国とゴッホが愛した浮世絵」展を開いた時、このスカル&ボーンズのメンバーが私を勧誘に、アルメニアにいた私のスタッフ、北村都築氏の所に訪ねてきたそうである。

 というのも、私の著作である小説『七次元よりの使者』(1975年 創栄出版)が海外でも読まれていたり、研究されているとのことで、さらに画家としての私の才能も彼らが見出したからだそうである。

 それは、すぐにアルメニア国立科学アカデミー内にレオナルド・ダ・ヴィンチのような天才が現われたと知れ渡ることになる。

 その結果、前号(3月号)で記述したようにアルメニア国立科学アカデミーのサーキシャン総裁やメリック博士が私に会いに日本に訪ねてくることになる。

 なぜならアルメニアでの展覧会中は、ある事情があって私はヨーロッパにいたので、アルメニアでサーキシャン総裁やメリック博士に会えなかったからである。

 1995年3月にサーキシャン総裁とメリック博士、それにアルメニア国立医学アカデミー総裁、ブルティアン哲学アカデミー総裁の4人が来日し、東京で私のアルメニア国立科学アカデミー博士号の授賞式が行われた。

 彼らは信州にある私のアトリエにも来訪し、その旅路中、私はがんや糖尿病等の万能薬であるGOP(五井野プロシジャー)の効能やロケット燃料、磁力による宇宙飛行艇の話などさまざまなことを話した。

 その度に4人が非常に驚いたことは、私の話を一度でも聞いた事のある人なら直ぐに理解できるであろう。(言うまでもない。)

 そして6月にも再びサーキシャン総裁、メリック博士、ブルティアン総裁が外務副大臣を連れて来日した。

 アルメニア外務省が日本に領事館を設置し、私を名誉領事に就任することの日本外務省側の承諾を受けに来たからある。

 もちろん、この時の日本外務省との会談で、「日本外務省はアルメニアから要請を受けてから1~2ヶ月の内に承諾の返事をする」という内々の確約をアルメニア側が得たのである。

 そして、この日本訪問の時でも、サーキシャン総裁とメリック博士とで宇宙工学やコンピューターネットワークの具体的な話をした。

 その後、メリック博士と東京・表参道の喫茶店で二人で話し合っていた時に突然に「五井野博士、貴方が火星計画のボタンを押す人である」と衝撃な言葉が告げられたのである。
 それ以降の話は前号に述べた通りである。

 そして、その年の9月に今度は我々がアルメニアに出向き、私はアルメニア大統領と1時間程の会談を行い、その席で大統領より直々に在日アルメニア名誉領事に任命された。

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(写真1)アルメニア大統領(中央)と五井野正氏。これはパーティーでのスナップ写真であるが、横顔を見せる右側の人物がサーキシャン総裁である。

 しかしながら、前号で述べたようにフランス国会でカルト指定を受けた日本の某宗教団体の外務省メンバーによって、今日まで在日名誉領事就任に対して妨害が続けられている。

 それゆえ、アルメニアと日本はいまだに大使館や領事館が置かれないという状況が続き、日本とアルメニアは国交正常化にいたっていないのである。

 昨年の9月に自民党から民主党へとやっと政権交代になって、某宗教団体は野党側になった状況なので、この機会に日本とアルメニアの双方に大使館を設置するなりして、国交正常化をしてほしいものだが、ややもするとまた、この某宗教団体はカメレオンの如く政権側に擦り寄ってきているので、油断はできない。『ザ・フナイ』の読者は日本のためにしっかりとこのことを見守って欲しいと思うものです。

 ところで話を戻しますが、このアルメニア訪問の時にアルメニア国立科学アカデミーとウイッピー総合研究所はコンピューター工学やロケット開発、GOPの万能薬等の面において協定書をかわすことになった。(写真2)

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(写真2)アルメニア国立科学アカデミーにて、アカデミーとの協定書にサインする五井野正氏。右端は、サーキシャンアカデミー総裁。

 その一ヵ月後に、サーキシャン総裁がユネスコの科学諮問評議会のメンバーになると、暗に私の事を「予言され、(類い稀な)類を見ない英知を持った若き科学者」と表現してアルメニアの新聞に発表したのである。この発表はインターネットで英文にされ全世界に流された。

 その時のインターネットの英文の記事は日本語訳でウイッピータイムス創刊準備号(1996年1月14日発行)に全文掲載したので、ここに引用する。

 〈エレバン発 1995 /10 /24〉
 アルメニア国立科学アカデミーの総裁であり、アカデミシャンであるファディー・サーキシャン氏は、先頃、ユネスコにおける地球規模の科学関連国際諮問評議会のメンバーに選出されました。これはユネスコの総裁フレデリック・メイヤー氏の指揮下にある。

 この評議会は11人のメンバーから構成され。CIS(独立国家共同体)からはロシアとアルメニアのみから選出されている。委員長はロックフェラー・インスティチュートの名誉会長であり、ノーベル賞受賞者としても知られるジョージ・ランダーバーガー(ジョシュア・レーダーバーグ)氏。

 サーキシャン氏によると、この組織の目的は新しい科学プロジェクトの導入と、出現を予期され、類い希な英知を持った若き科学者のために、地球規模での研究と実習環境を用意すること。また、科学者のエキスパートグループを組織するものだそうだ。

 更に同組織は世界規模の知的所有権の保護のための情報データベースを構築し、ひいてはそれが各国の科学的な協力関係の基礎となるべく活動をしている。

 サーキシャン氏は、95年の11月にパリにおいて、この評議会の会合に出席するとのこと。(インターネット上のAzbarez-Onineより)

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(写真3)アルメニアの新聞に掲載された全文を載せた『ウイッピータイムス』準備創刊号。

 この記事が暗に示す通り、サーキシャン総裁は私のために科学者のエキスパートグループとして、メリック博士やロシアの科学者を協力者にしてくれた。

 さらに記事にある地球規模での研究と実習環境ということに対しては、旧ソ連内のロシアやラトビア、ウクライナの国々の国立ガンセンターやホスピタス病院でGOPの臨床試験を行い、宇宙関係では、ガガーリンセンターでの宇宙訓練などを提供してくれた。

 そして、終いには、サーキシャン総裁に連れられてロシア科学アカデミーの副総裁や幹部の人達との交流会を交え、やがて前号で述べたように火星計画の主任就任への打診をされるに至るのである。

 まるで映画のようなストーリー展開であるが、エリツィン大統領の時代はまだ影の支配者たちがロシアに大きな影響を及ぼしていた時代であり、今になって思えばこの時代に打診された火星計画の主任はナチスの影がまだ色濃い状況だったので、私がイエスと言わなかったことがかえって良かったと考えるしだいである。

 プーチン大統領の時代になって再び私に火星計画への参加が、ガガーリンセンターや宇宙空軍アカデミーから打診されてきた。

 フォン・ブラウンはアポロ計画によって人類を月に送り込んだが、私の場合は・・・・・前号でお知らせたように、日ロ宇宙協同計画の最初の段階、LNGの新ロケット燃料のところで、日本側の事情で中断しているような状況なのである。


(追伸・この様な文章を書いてしまうと、ますますNASAやその配下のNASDAから無視をされたり、相手にされなくなったりするだけでなく、NASAやCIAに支配された米国からも良かならぬことをされる可能性があるが・・・・読者のために書いてしまった。単なる評論でないので、読者もこの意味するところをくみとって読んでいただきたい。)

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